待ちに待った『春が来た』の観劇が、ついに明日となった。
もう数日前から興奮状態になってしまっている私。

少し大人げないかなあ?(うふふ)

なんか東京公演もとっても好評だったので、もうとっても楽しみなんだあ〜。

また、どんなぶんちゃんの魅力が爆発するんだろう?!

6月には『エディット・ピアフ』の出演も決まったし。
これって、越路吹雪さんの代表作なんだよね。
ぶんちゃんの代表作にもなればいいのだけどなあ?!

明日から『遊戯王・・・』の再放送も始まるんだよな。
しっかり録画予約していかないとね。
今年初めての宝塚観劇だった。

前回の星組さんの『王家に捧ぐ歌』が素晴らしい舞台だったので、やはり星組さんは外せない!
今回は他の舞台観劇と重なりそうだったので、チケットを取るのがかなり遅れたのだけど、結構いい席で観劇することができた。
このごろは以前と比べるとチケット取りやすくなったのかなあ?

さて、舞台ですが
お芝居は少しコメディっぽい内容で出演者全員が舞台を楽しんでいるように思えた。
かしげちゃんもたにちゃんもすっかり星組になじんでて、全く違和感を感じなかった。
たにちゃんの成長ぶりには目を見張った。
他に目を引いたのが、柚希礼音ちゃん。
ソロで踊るシーンがあったのだけど、ピルエットを何回転もしてそれに手足が長くダイナミックな踊りをするものだから踊り終わったらお客さん全員が大きな拍手を送っていた。
そして踊り終わった後の笑顔がなんとも可愛い!!
まだまだ新人さんだけど、これからの成長が楽しみになってきた。

両トップがお互いの花道から愛の台詞を交わして緞帳が半分まで下りたところで(てっきり私はこれがラストシーンだと思っていた)なんと袖からかしげちゃんが登場!!
そしてかしげちゃんが「これで終わって皆いいのか?!」(だったかなあ?)でお店のお客さんたちが全員出てきて「ダメだ!!」(だったかな?)で緞帳が上がっていくの。
そしたらなんと檀ちゃんが「いや、今から皆で盛り上がろうぜ!!」(だったかな?)と男役のような勢いで舞台に向かって叫ぶの。
あのなんとも可愛らしいお姫様のような人からこんな台詞が飛び出すとは?!少しびっくりだった。
そして檀ちゃんとわたるちゃんが舞台の中央に戻って皆と盛り上がって幕が降りた。
お芝居でこんなに楽しい終わり方をするのは初めて観た。

ショーは星組さんらしいエネルギッシュな舞台だった。
ショーになると、たにちゃんの未熟さが目立って華がある人だけにもったいないなあと思った。
かしげちゃんも星組の下級生の群舞のセンターで踊るシーンが与えられていたけど、星組の群舞は勢いがあるのでそれに飲み込まれていた感じを受けた。
まとぶんがラインダンスのセンターで歌うソロがあるのだけど、すごく歌唱力がアップしていて聴き応えがあった。 ただ惜しいのは華が欠けているところかなあ?
ショーでも柚希さんが目を引いた。
わたるさんとデュエットで踊るシーンが与えられていたのだけど、わたるさんもダイナミックな踊りをするのだけど、それ以上にダイナミックで体が柔らかくて、私はわたるさんには目が行かず柚希さんにばかり目を奪われていた。

フィナーレがまたまたびっくり!!
銀橋にスターさんが並んだらなんとそのスターさんたち全員が客席になだれ込んできたではないですか!!
通路という通路全部スターさんで埋め尽くされちゃうの。
これには意表を着かれてびっくりびっくり!!
そして銀橋に並びなおすのではなくて、そのまま舞台まで走っていくの。
そして、手を振っての幕じゃなくて皆が楽しく踊りながら幕が降りていくの。

こんな楽しいフィナーレは『ON THE 5th』以来のこと。

お芝居もショーも皆が楽しんでいるのがすごく伝わってきて、私たちお客さんもすごく楽しい気持ちでいっぱいになった。

次回の星組さんも楽しみになってきた。
先週の土曜日に、NHKのBS放送で『三人吉三東青春』の放送があった。

210分のビデオテープを買ってきて、しっかり録画できちゃった。 リアルタイムでもしっかりと見たけど、その後毎日一回はそのビデオを見ないと気がすまない。

ぶんちゃん、高橋さんがゲスト出演していて、舞台上での裏話も聞けて嬉しかった。

最後に山川さんと田中さんとのトークを聞いて、その話の内容を頭に入れてまたビデオで見てみると、二幕目はかなりジーンとする場面が多く、何回見ても涙があふれてきてしまう。

歌舞伎の『三人吉三 巴の白波』の内容は全く知らないけれど、山川さんも言っていた様にちがった『三人吉三』が誕生したのだと思う。

ぶんちゃんは、初めての座長公演とあってかなりのプレッシャーがあったと思う。
共演者が、北村和夫さん、近藤正臣さん、萩原流行さんの中での座長なんだもの。

そのプレッシャーを物ともせずに、舞台を楽しむ。 すごい!!

その影にはかなりの努力があったはず、その苦労を表には出さずその苦労を楽しみに変えてしまう!!

彼女の人生観に魅了されてしまう。 尊敬してしまう。

私も少しは見習わないといけないと思わされているけれど、そこまで人間ができてないから・・・・。
下北沢の本多劇場での公演だったのですが、劇場じたいはバウホールくらいの小さな劇場でした。
昨日が千秋楽だったので、やっと書き込みができます。
だって、犯人がわかってしまうとまだ観てない人にはつまらないでしょ。

演出家が「今夜は最高」「笑っていいとも」「ごきげんよう」を作っている高平哲郎さんとあって、出演者が皆さん個性豊かすぎで出てくる場面ごとにアドリブやギャグなどで思いっきり笑わせてくれます。

一応ミステリーでストーリーとしては一貫してるのですが、ストーリーそっちのけで楽しませてくれるんです。

怪人二十面相が次々と犯行を予告してくるのですが、全部成功してしまいます。 怪人二十面相は今 拓哉さんがやってます。

その謎解きに斉藤晴彦さんの明智小五郎、元少年探偵コナンの松田洋治さん、オバラ座の劇団員で元少女探偵マユミのぶんちゃんが活躍します。

二十面相が劇場のあちらこちらで登場、声のする方向を見るとなんと劇場の一番後ろだったり舞台を照らすライトだったり、コナン君の声が後ろから聞こえてきたので振り返ると中央通路だったり。
それに舞台からの客席降りもたくさんあって通路でお芝居するものだから、前から3列目の席の私は体をひねって観てました。
「ぶんちゃんも降りてきてくれないかなあ」と期待してたら、なんと一回だけだったけど、私のすぐ横で立ち止まってコナン君とお芝居してくれましたよ。 もう手を伸ばせばさわってしまうくらい近くで!!
もっと興奮してしまうかと思ってたけど案外冷静にぶんちゃんを見ている自分に少しびっくりしましたけどね。
コナン君そっちのけでぶんちゃんばかり見てましたね。
もう客席まで使って劇場全体が舞台化してました。 こんなお芝居は初めての経験でした。

オバラ座が公演しているという設定で劇中劇が何本も出てきます。
その中の三本にぶんちゃんが出演してきます。

初めは一流芸人のショーで、その一流芸人が箱の中に入れられてマジックでぶんちゃんに入れ替わります。 ここでは、ぶんちゃんはチャイナドレスで登場。 その一流芸人がさらわれてしまいます。 二十面相が劇中に変装して出演していたのです。

一流芸人は日替わりゲストで、コロッケさん、小堺一機、ミッキーカーチス、水前寺清子さんなどです。

「女シェーン カム バック」ではぶんちゃんはカウボーイ姿で登場。 ここでは宝塚時代の男役ぶんちゃんで超カッコイイ!!
西部劇なのに背景が松と梅なんです。 子役の小林のり一さんが台詞で指摘するまでわからなかった。 わかってからは大笑い。
小屋の夫婦がぶんちゃんに一目ぼれ。 二人でぶんちゃんに迫ってきます。 でもぶんちゃんは「私は女だ」と言って二人を退けるのですが、そのときにどうも奥さんの胸にさわってしまったらしく、劇が終わって皆が掃けてから「ああ、さわっちゃったよ〜」って台詞はないのだけど、両手のひらを見て動揺している顔の表情とリアクションが可笑しくて思わず吹き出してしまいました。

日本物のお芝居では仁義物で、マユミは30歳の設定だから大人の女性で着物姿で髪の毛は自分の毛を結い上げての登場。 やくざ風の男たちに囲まれて短刀での立ち回り。
立ち回りも素晴らしいし凛とした女性でここでもカッコイイ!!

お芝居が跳ねると元少女探偵マユミに変身。
それぞれ全くちがうキャラクターを作っててさすがだねと思わせてくれます。

マユミの叔母さん役はローリーさんがやってて、すごい資産家で豪邸に住んでいます。
その叔母さんの正体は黒トカゲで二十面相とは夫婦なんです。
そのことにマユミは気づいているんです。 二十面相がこっそり浮気していることも。

最後のシーンで明智さんがその叔母さんの別荘の地下に出演者全員を集めて二十面相の予告した事件の真相を暴いていきます。
観劇しているときは、犯人が誰なのかよくわからなかったのでここは見ものでした。

一流芸人をさらったのは、黒トカゲと二十面相の仕業だと。
まず、黒トカゲの正体があばかれます。
そして、「ここに二代目黒トカゲがいる」と宣言。
その手下たちに親分を指差してみろと。
なんとマユミだったのです。 これには叔母さんもびっくりしてました。 マユミも事件の犯人だったのです。
そういえばコナン君がマユミの行動を見て「誰を信用していいのかわからない」と言ってた。
そして、そしてなんとコナン君までが事件の犯人だったのです。
これにはマユミもびっくり。 私たちもびっくり。

オバラ座の社長も実の正体をあばかれて犯人だったのです。
最終的には、出演者全員がなんらかの関係で犯人だったのです。
皆がグルだったということなのです。
明智さんにマユミが「私たちの仲間に入って世界制覇をしてみない」と言われて仲間入りして幕になりました。

フィナーレでは、一番最後に斉藤さんとぶんちゃんが二人で登場。 これってW主役ってことですよね。 すごく嬉しかった。

ミュージカルなので歌やダンスも盛りだくさんで、ぶんちゃんのダンスシーンはなかったけど歌のソロが何曲もあって、男役の時の歌声ではなくて高いキーでなかなか聞かせてくれる歌声でした。

出演者のアドリブなどで上演時間がかなりオーバーしてしまったらしく、途中20分の休憩が入っただけで2時から始まったのに終わったのは5時半でした。
ぶんちゃんも小林のり一さんに結構笑わされて、台詞が詰まったりしたそうです。
千秋楽ではそのお返しなのか、小林さんのかつらを剥ぎ取ってしまったそうです。 「ああ、頭を剥ぎ取られてしまったよ〜」って。

ミステリーミュージカルなんだけど、中身はおもちゃ箱をひっくり返したような舞台でした。
こんなに笑いっぱなしの舞台は『I LOVE YOU 愛の果ては?』以来でした。
観劇後にはとっても暖かい幸せな気分で心の中はいっぱいになりました。
ぶんちゃんは、型にとらわれず色々なことに挑戦してくれるからファンはとっても幸せです。
今度の『春が来た』の舞台も楽しみです。

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

最新のコメント

この日記について

日記内を検索