宝塚月組公演観劇
2005年10月15日昨日、瀬名じゅん(愛称アサコさん)のトップお披露目公演を観劇してきた。
前回のさえちゃんのサヨナラ公演『エリザベート』で、アサコさんに魅力を感じたし、今回から霧矢大夢(きりやん)が2番手の役どころが付くので大いに期待を膨らませて観劇を待っていた。
お芝居もショーも若いトップさん率いる月組誕生を祝った作品。
まずはアサコさん、
この人は歌は上手いし、演技力もあるし、そして何と言ってもダンス。
前の前のトップさん、りかさんもダンス力には定評があったけど舞台で一人で踊るシーンなんて入れられなかったからか飛びぬけて上手いとも思えなかったけど、今回のアサコさんはあのひろ〜い舞台でセットは後ろにカーテンのみで一人で踊るシーンがあって、観ててダンスに心が入ってるのを感じたし、手の先から足の先まですごく綺麗に踊られるし、足が長いので体全体を観てるとすごく綺麗であの大きな舞台を対角線上に踊るところは今でも頭に焼きついてるほど綺麗で素敵なダンスだった。
これは、ショーの時のダンスだけど
お芝居でもたくさんダンスが取り入れられてて、踊った後に台詞に入って行くところもたくさんあって、それが全部何気なくすーっと台詞に入っていけるところがすごい!と感じていた。
そして、今回なんとも驚いたのは
男役さんは後姿が綺麗だと素敵にみえるとは聞いてても、実際にそんな人は今まで私が観た人の中ではいなかった。
それを初めて観させてくれたのが、アサコさん。
お芝居の中で、ドアを開けて部屋から出て行くシーンで後姿がカッコいいと感じた。
ドアを開けて出て行くなんて、すごくさりげないところなんだけど、頭に焼き付いてるほどそのシーンが今でもはっきり浮かんでくる。
さりげないシーンと言えば、相手役のトップ娘役さんを後ろからそっと抱いてあげるところは包容力を感じたし娘役さんがすごく可愛く美しく観えた。
よくぶんちゃんが現役時代にインタビューで、娘役さんを綺麗に可愛く見せてあげるのも男役の仕事だと言ってたけれど、それを見事にやってくれてた。
ダンスが得意とあって、ショーでは群舞が多くまるで麻路さきさんがトップ時代の星組さんを観てる様に錯覚してしまうところがいくつもあったし、ショーのフィナーレの黒燕尾での男役の大階段降りなんてまるでタイムスリップして『国境のない地図』のフィナーレを観ている様に感じていた、でもひとつ違うのは歌も上手いということだったね(麻路さんは歌はいまいちだったから)。
今回はまだお披露目なのに、ここまでみせてくれるとはすごいトップスターの登場と、これからの公演、そしてアサコさん率いる月組さんの公演はこれからすべて観たいと嬉しくて嬉しくて心が躍っていた。
相手役の彩乃かなみさんも演技力もあるし、歌も上手いし、ダンスは男役陣と一緒に一人踊っても何も遜色なく踊れるし、アサコさんとすごくバランスの合った人だと思った。
そして、きりやん
今回お芝居ではすごく難しい役どころが付いてたけど、やはりこの人は実力がある人だと確信できた。
主役と幼馴染みでありながら、敵役に回って主役を殺そうとするけれど思いとどまる。
このお芝居のラストシーンの心の動きが、実際に観ている観客に理解させられるほどの演技力、さすが!!
そして、ショーでは
群舞のダンス、歌はトップさんより上手いかも?と思わせる程の歌唱力。
そしてこの人には遊び心が随所に見られる。
舞台で遊び心を見せるというのは、かなりの舞台度胸があるし観客を楽しませられるからエンターテイメント性もあるということになる。
最後の大階段降りで、すごく大きな羽をつけて大階段のセンターに姿が観えたときはもう嬉しくて嬉しくて。
アサコさんの下でいろいろ勉強していくだろうから、これからの活躍もますます期待できる。
そして、ゆうひくん
ゆうひくんの存在感を感じたのは、前回の『エリザベート』のルドルフをやったときだった。
私の観たルドルフの中で、一番最高のルドルフに思ったから。
今回は、3番手の役どころが付いててかなり成長したのを感じることもできた。
スタイルもいいしダンスも素晴らしい、でも前の二人に比べると歌が少し弱いかな?とも感じられたけど、これはあくまでも二人と比べてだからこれが普通でしょうd(^-^)ネ!
この3人は、演技力も歌唱力もダンスもという三拍子そろったスターさんだからもうこれからの公演が演出さえしっかりしてれば素晴らしいものになるに間違いない。
今回のお芝居の演出は谷先生。
植田先生の下について今までやってこられたから、スターさんの個性を大事にした作品作りだったし、すごく宝塚的な愛、夢のあふれる作品ですごく堪能させてもらった。
ショーの演出は中村一徳先生。
アサコさんは、5組の中で最年少期のトップ。
群舞がたくさん取り入れられてるし、全体的にすごく活気のある元気なショーだったし、色彩美も良かった。
こんなに踊って歌えるスターさんが上にいると、下級生も群舞で出番が多いし、下級生が元気じゃないと群舞は綺麗にそして素敵に見えないから刺激されてドンドン実力をつけていってほしい。
月船さららちゃんが、この公演で退団してしまう。
4番手の役どころが付いてて、実力も華も持ってる人だからこれからの公演で姿が見えないのは寂しいけど、外部に出てドンドン活躍して宝塚の卒業生だったことをアピールしてくれるのを期待してる。
ぶんちゃんが退団してからは、観劇前にプログラムを買わないようにしてるけど、一部が素晴らしいと幕間にプログラムを買いに走る。
今回もそうだったけど、開けてみてびっくり!!
表紙を開いた後に出てきたアサコさんが着てる衣装、これ、ぶんちゃんのお披露目&サヨナラ公演のフィナーレの大階段降りの衣装なんだもの。(家に帰って写真で確認したものね)
初めて目にしたときはショックだったけど、ショーもすべて観終わったら、こんなに実力のある素晴らしいトップさん、これから大型トップさんに成る人に着てもらえたことで嬉しくなって何度もプログラムを開けて見てしまう。
アサコさん率いる月組さん、ばんざ〜い \(^。^)/
前回のさえちゃんのサヨナラ公演『エリザベート』で、アサコさんに魅力を感じたし、今回から霧矢大夢(きりやん)が2番手の役どころが付くので大いに期待を膨らませて観劇を待っていた。
お芝居もショーも若いトップさん率いる月組誕生を祝った作品。
まずはアサコさん、
この人は歌は上手いし、演技力もあるし、そして何と言ってもダンス。
前の前のトップさん、りかさんもダンス力には定評があったけど舞台で一人で踊るシーンなんて入れられなかったからか飛びぬけて上手いとも思えなかったけど、今回のアサコさんはあのひろ〜い舞台でセットは後ろにカーテンのみで一人で踊るシーンがあって、観ててダンスに心が入ってるのを感じたし、手の先から足の先まですごく綺麗に踊られるし、足が長いので体全体を観てるとすごく綺麗であの大きな舞台を対角線上に踊るところは今でも頭に焼きついてるほど綺麗で素敵なダンスだった。
これは、ショーの時のダンスだけど
お芝居でもたくさんダンスが取り入れられてて、踊った後に台詞に入って行くところもたくさんあって、それが全部何気なくすーっと台詞に入っていけるところがすごい!と感じていた。
そして、今回なんとも驚いたのは
男役さんは後姿が綺麗だと素敵にみえるとは聞いてても、実際にそんな人は今まで私が観た人の中ではいなかった。
それを初めて観させてくれたのが、アサコさん。
お芝居の中で、ドアを開けて部屋から出て行くシーンで後姿がカッコいいと感じた。
ドアを開けて出て行くなんて、すごくさりげないところなんだけど、頭に焼き付いてるほどそのシーンが今でもはっきり浮かんでくる。
さりげないシーンと言えば、相手役のトップ娘役さんを後ろからそっと抱いてあげるところは包容力を感じたし娘役さんがすごく可愛く美しく観えた。
よくぶんちゃんが現役時代にインタビューで、娘役さんを綺麗に可愛く見せてあげるのも男役の仕事だと言ってたけれど、それを見事にやってくれてた。
ダンスが得意とあって、ショーでは群舞が多くまるで麻路さきさんがトップ時代の星組さんを観てる様に錯覚してしまうところがいくつもあったし、ショーのフィナーレの黒燕尾での男役の大階段降りなんてまるでタイムスリップして『国境のない地図』のフィナーレを観ている様に感じていた、でもひとつ違うのは歌も上手いということだったね(麻路さんは歌はいまいちだったから)。
今回はまだお披露目なのに、ここまでみせてくれるとはすごいトップスターの登場と、これからの公演、そしてアサコさん率いる月組さんの公演はこれからすべて観たいと嬉しくて嬉しくて心が躍っていた。
相手役の彩乃かなみさんも演技力もあるし、歌も上手いし、ダンスは男役陣と一緒に一人踊っても何も遜色なく踊れるし、アサコさんとすごくバランスの合った人だと思った。
そして、きりやん
今回お芝居ではすごく難しい役どころが付いてたけど、やはりこの人は実力がある人だと確信できた。
主役と幼馴染みでありながら、敵役に回って主役を殺そうとするけれど思いとどまる。
このお芝居のラストシーンの心の動きが、実際に観ている観客に理解させられるほどの演技力、さすが!!
そして、ショーでは
群舞のダンス、歌はトップさんより上手いかも?と思わせる程の歌唱力。
そしてこの人には遊び心が随所に見られる。
舞台で遊び心を見せるというのは、かなりの舞台度胸があるし観客を楽しませられるからエンターテイメント性もあるということになる。
最後の大階段降りで、すごく大きな羽をつけて大階段のセンターに姿が観えたときはもう嬉しくて嬉しくて。
アサコさんの下でいろいろ勉強していくだろうから、これからの活躍もますます期待できる。
そして、ゆうひくん
ゆうひくんの存在感を感じたのは、前回の『エリザベート』のルドルフをやったときだった。
私の観たルドルフの中で、一番最高のルドルフに思ったから。
今回は、3番手の役どころが付いててかなり成長したのを感じることもできた。
スタイルもいいしダンスも素晴らしい、でも前の二人に比べると歌が少し弱いかな?とも感じられたけど、これはあくまでも二人と比べてだからこれが普通でしょうd(^-^)ネ!
この3人は、演技力も歌唱力もダンスもという三拍子そろったスターさんだからもうこれからの公演が演出さえしっかりしてれば素晴らしいものになるに間違いない。
今回のお芝居の演出は谷先生。
植田先生の下について今までやってこられたから、スターさんの個性を大事にした作品作りだったし、すごく宝塚的な愛、夢のあふれる作品ですごく堪能させてもらった。
ショーの演出は中村一徳先生。
アサコさんは、5組の中で最年少期のトップ。
群舞がたくさん取り入れられてるし、全体的にすごく活気のある元気なショーだったし、色彩美も良かった。
こんなに踊って歌えるスターさんが上にいると、下級生も群舞で出番が多いし、下級生が元気じゃないと群舞は綺麗にそして素敵に見えないから刺激されてドンドン実力をつけていってほしい。
月船さららちゃんが、この公演で退団してしまう。
4番手の役どころが付いてて、実力も華も持ってる人だからこれからの公演で姿が見えないのは寂しいけど、外部に出てドンドン活躍して宝塚の卒業生だったことをアピールしてくれるのを期待してる。
ぶんちゃんが退団してからは、観劇前にプログラムを買わないようにしてるけど、一部が素晴らしいと幕間にプログラムを買いに走る。
今回もそうだったけど、開けてみてびっくり!!
表紙を開いた後に出てきたアサコさんが着てる衣装、これ、ぶんちゃんのお披露目&サヨナラ公演のフィナーレの大階段降りの衣装なんだもの。(家に帰って写真で確認したものね)
初めて目にしたときはショックだったけど、ショーもすべて観終わったら、こんなに実力のある素晴らしいトップさん、これから大型トップさんに成る人に着てもらえたことで嬉しくなって何度もプログラムを開けて見てしまう。
アサコさん率いる月組さん、ばんざ〜い \(^。^)/
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