宝塚星組公演観劇

2004年11月4日
この2日に大劇場公演『花舞う長安』『ロマンチカ宝塚’04』を観劇。

ここのところ宝塚から離れて他の舞台を中心に観ていたからか、幕開き前のオーケストラの生演奏の迫力に「おぉ!!」と圧倒されちゃったね(^-^)フフ。
宝塚中心に舞台観劇していたときには、それは当たり前のように感じていたのでね。

今回のお芝居は中国物ということで衣装の豪華なことといったら、すごかったね。
わたるさんや檀ちゃんなんか場面ごとに衣装を変えての登場。
豪華な衣装を数分のうちに変えてしまう早替り、これだけでも相当体力使うだろうなぁと感心しちゃったね。
それに何と言っても、その豪華な衣装に着負けしていないところがさすがだと思ったね。
わたるさんは身長があるし貫禄で着負けしていないし、檀ちゃんは本人の持つ美しさで衣装に着られていなかった。

こんなに綺麗な娘役さんだったら、楊貴妃をさせたくなる演出家の気持ちもわかる気がする。
その美しさの中にちらっと可愛さが垣間見られて、そして自分の意思もはっきり言える女性がいたら、現在の男性もコロッといかれてしまうだろうなぁとね(o^-^o) ウフッ

わたるさんもコロっといかれてしまって、二人だけのシーンのときに楊貴妃の檀ちゃんを見つめる目つきのなんとも優しさあふれる目つきをしてしまってる。
銀橋から舞台袖のカーテンに二人が姿を消してしまうときにもわたるさん、檀ちゃんの腰にそっと手を添えて大事に大事にエスコートして袖に入って行ったのがすごく印象的だった。

今回は特別出演メンバーのいない、オール星組生徒公演。

星組さんの伝統なのか、この組は男役陣が充実している。
それも実力のあるスターさんばかりなので安心して観ていられる。
若手では礼音ちゃんの活躍ぶりが目に付いた。(今回はいいポジションを与えられていたからね)

私がすごく気に入った場面は、幻想的な睡蓮の場面。
これは背景からもうまさに夢の世界になってるし、娘役さんの踊り方もすごく幻想的でまるで私までがその世界に居るような感覚を感じて見入ってしまっていた。

ショーのほうもすごく宝塚的なショーだった。

これも星組さんの伝統なのか、やはり群舞が多かったね。
その群舞のシーンで端っこのほうで踊ってるのに、すごく楽しそうに生き生きしていてまるで舞台を楽しんでいるような人が私の目に入ってきた。
オペラグラスで「誰かなぁ?」と確認したら、なんと礼音ちゃんじゃありませんか!

今回もダンスシーンのソロが与えられていて、見事に踊っていたしこの人には華が感じられる。
お芝居でも歌のシーンが与えられていて、歌唱力もあるし新人公演で主役を何回もこなしているので演技力もついてきてるし、なんだか大物スターになる予感がしている。♪((O(б-б)O))♪ワクワク

今回のフィナーレの大階段降りを観てびっくり。
まずはこの公演で退団するケロさんが初めに登場。
そして3人口のメンバーがなんと真ん中にしいちゃん、両端に涼ちゃんと礼音ちゃん。
3番手の位置にまとぶん。
礼音ちゃんが大階段の中心から降りてくるのは初めてなのですごく嬉しかったし、まとぶんが3番手の位置にいるのもすごく嬉しかったね☆〜(δ。δ)♪うふ

今回の公演を観て私が感じたのは、ここのところ宝塚以外の舞台を中心に観劇していたので、他の舞台には無い宝塚だけの世界を再確認させてもらったことだと思うね。

女性が演じる男役の魅力とか、女性以上に女性らしく演じなければならない娘役さんの魅力、そしてどんどん若手が実力をつけてきて次代を担うスターさんが出てくるそして何と言っても観るものに夢の世界を提供してくれる、こんな劇団は世界のどこを探しても無い。

実は私はもう宝塚から脱会してしまおうと思って、手続きの用紙まで取り寄せてあったの。
でもこの公演を観てその気持ちは吹き飛んで行ってしまったね。(^_^)

今年で90周年だけど100周年と言わず、宝塚は永遠に続いて行ってもらってどんどん観るお客さんに夢の世界を提供していって欲しいと心から思ったね。うん!(。∂▽∂。)

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