私の家では、経済新聞を契約しているのであまり世間で騒がれていることは掲載されていない。

でも、週に1回、金曜日にはテレビの主役みたいな、一人の人を取り上げてある別紙がついてくる。

今日は、その人が真矢みきさんだった。

どうも、みきさん、エチオピアの砂漠地帯に住む遊牧民の取材のレポーターをしたみたい。

その紙面には、取材スタッフはみきさん以外みなさん男性。スタッフの世話を甲斐甲斐しくやられていたとあった。
何日かお風呂に入れないときもあり、食事や洗濯といったところをやられていたそうだ。
宝塚の華々しい世界とは、全く違った環境。
みきさん自身、すごく驚かされ、また感動したと書かれていた。

私が宝塚に復帰したのが、平成9年。
20年近く宝塚から離れていたので、みきさんの活躍されていた時期をほとんど知らない。

でも、みきさんがトップの時の作品ですごく大好きな作品がある。
それは、『ザッツ レビュー』。
舞台は観ていないけど、BS放送で見た。
初めて見たときは、目が見えなくなってからのみきさんの演技にすごく感動してしまって、声を出して泣きそうになったので、口を押さえてぼろぼろ泣いてしまった。

このビデオは当時擦り切れるくらい毎日見ていた。
最初の東京に上京してきて、タータンさんと絡むシーンはすごく面白くて大好きなところ。
みきさんが二枚目半の役をやっているのが、すごく素敵に演じられてて、好感が持てた。

宝塚でのみきさんは、宝塚の常識を変えようとしていろいろとチャレンジされていて、こういうトップさんは今までいなかったので、はまるまではいかなかったけれど、すごく好感を持ってみていた人だ。

宝塚を退団して、いろいろ女優としての方向性がつかめず、悩まれたそうだが、私はみきさんは涼風さんのような綺麗で普通の女優さんになられることを期待していない。
みきさんの持っている、チャレンジ精神を生かしたみきさん独自のタレントとしての活躍を期待している。

今回のエチオピアの取材レポーターは、そのいいきっかけとなってほしいと思う。

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