昨日は、WOWOWの放送をダビングさせてもらったビデオを見ていた。

スターの小部屋の『ダルレークの恋』の時の、ぶんちゃんとさえちゃんの対談だった。
その途中にダイジェストで『ダルレークの恋』の舞台が入ってくるので、懐かしく見ていた。

それで、今日は『ダルレークの恋』の回顧録と題して、観劇の感想で振り返ってみたいと思った。

まずは、プロローグ、まりこさん、のるさん、ぶんちゃんが黒のスーツ姿で黒のターバンを巻いて娘役さんとデュエットダンス。
3人とも片手で娘役さんをリフトして回しているのには驚いた。

そして、物語に入っていくのだが、ストーリーは今ひとつといった感じを受けた。
でも、今でも鮮烈に記憶に残っているシーンがある。

それは、船上でのまりこさんと、ゆりちゃんのラブシーン。まりこさんの目つきといい、仕草が強烈で、観ているこちらまでどきどき胸が鳴ってきて、顔が赤くなるくらい、ここまでやるの?って観ていた。すごく長い時間に感じたのだけど、あとでビデオで見てみたら普通のラブシーンだった。生で観るのとこんなに違うものかと思った。

そして、ラストシーンなのだが、まりこさんが一人舞台に出てきて街灯の中を舞台奥に歩いていって幕が下りる。私はこれをラストシーンだとは思っていなくて、まだお芝居が続くものだと観ていたのだ。そしたらいきなり王様役のぶんちゃんが出てきて、明るく歌い始めたのだ。私の頭の中で???が・・・。どうして王様が楽しく歌ってるんだ???、と思うこと数秒。
やっと気がついたというか、もうお芝居終わったんだと・・・。

フィナーレは、さえちゃんのエトワールが可愛かった。まりこさん、のるさんがスーツ姿でインドの踊りを踊るのはちょっと違和感を感じた。そして、ラインダンス。ちょうどこの時期、5組化に伴う大幅な組み替えのあとで、ラインダンスの人数の少なさに驚いた。やはりラインダンスはたくさんの人数がそろって踊るところに迫力もあるし、観ていて綺麗だから。
人と人との隙間がありすぎた。なんなんだこれはと興ざめしたのを覚えている。

そして、パレードと続くのだが、これも人数の激減で、寂しいパレードだった。
銀橋にスターさんが並んだら、後ろの舞台にはだれもいない。こんな状態、初めて観た。
銀橋から舞台に下がって、皆が手を振ってくれるのだが、一人一人の立っている間に隙間が・・・。コスチュウム物だったから、まだよかったっていう感じ。

だいたいこんなところが、よみがえってくる。
全体的に私は、この作品はいまいちだった。

でもこれだけ覚えている作品も珍しい。
あまりにもショックだったので、かえって記憶に残っているらしい。

と、今日は少し古くなった舞台の感想を振り返ってみた。

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